ようやく 学校が終わった 長いようで短いような気がした 帰ろうとして 鞄に荷物詰め込んで 靴箱にいったら 女の子の人だかりが できてた 誰だろうって近くに寄ったら 不機嫌そうにしてる 夏南がみえた 「夏南------」 けっこうおっきいこえでいったんだけど 女の子たちの黄色い声で消えていったから 聞こえてないよね なんかショック 「こころ」 えっておもって 顔をあげると 笑顔の夏南がみえた 「おつかれ さぁ 帰ろう」