ガラスのタンポポ

翌朝、迎えに行くと、奏来は今日、学校を休むと言う。


「おばあちゃん、やっぱり風邪みたいで。昨夜から微熱があるの。施設にも行けないしお母さんは仕事だし、ソラがついててあげるの」


「そっか。じゃあオレ、なるべく早く帰るな?」


「フフッ…。なんか旦那さんみたいなセリフだね?」


言われて異常に照れた。


自分で顔真っ赤なのわかるし…ヤベー…。


「いや、あのさ…。行ってくる…」


それだけ言って奏来ん家を後にした。