純恋愛




なんだこれ、なんだこの雰囲気



無理この状況



「お前は俺より弱えからな」



先輩、理由になってません



「あ、そういえば」

「なんですか?」



「お前、血液型は?」

「O型です・・・」



「やっぱり」



にっと歯をだして鎌田先輩は笑う



そんな顔してるとでも言いたいんでしょ



「・・・・・・」



そういえば、鎌田先輩の笑顔初めて見た



夕日に照らされた先輩の金色の髪が



異様に輝いて見えて



それが笑顔とマッチして・・・なんか・・・



ヤバい・・・