転校生はまさかの…!?


「待って!」


廊下に差し掛かったところであたしは久遠の腕をつかんだ。


「何」
「何で…あんな嘘」


彼女なんて…

「嘘じゃない」
「は…」


久遠はあたしにケータイの待ち受けを見せた。