教室に入ると、いつもと違う雰囲気だった。 正直言って、この雰囲気が苦手。 みんなと離れたくなくなってくる…。 ――――――ポンッ。 いきなり頭に手を置かれた。 誰かは、すぐにわかったけど…。 「華、おはよう。」 「りな。どうなった?」 「OK、した。」 「そっか、そっか~。幸せになりーな。」 華が頭を撫でてくれた。 「う~ん♪」 「りなが先に幸せになるなんて~。」 「悪いですかぁ~。」