―――ピッ。 …うちは、貴方の気持ちを大切にしたい。 よろしくお願いします、桑野君。 「りな?まだ、ビーフシチューの味見出来んのん?」 向こうの部屋から、弟が来た。 「ビーフシチュー?…あっ!!忘れてた!!」 鍋の蓋を開けると、ちょうど出来上がっていた。 「どうぞ。どう?」 「美味しい♪」