――身の程知らず――
身分の違いは前から気になっていた。
でも…
響吾の言葉にいつしか甘えてた。
だけど今は状況が違う。
傷だらけの身体。
思い通りに動かない手。
こんな状態で一緒にいたいなんて、図々しいのかな。
私といると響吾は苦しむだけ。
きっと。
身分の違いは前から気になっていた。
でも…
響吾の言葉にいつしか甘えてた。
だけど今は状況が違う。
傷だらけの身体。
思い通りに動かない手。
こんな状態で一緒にいたいなんて、図々しいのかな。
私といると響吾は苦しむだけ。
きっと。


