【続】イニシャルはKK

歌音は首を傾げながら不思議そうな顔をした。

誤解させてしまった。
俺は本当にどれだけバカなんだろう。

歌音を守る為に
毎日必死になっていたのに…。
俺が裏切ってしまった。

「私、まだ一緒にいてもいいの…?」

「当たり前だろ!
俺にはお前しかいないんだから。
結婚の約束だってしただろ?
一生、俺の側にいてくれ」