【続】イニシャルはKK

午前中で授業が終わり
家に帰ると響吾がいた。

「おかえり、歌音」

「ただいまぁ」

「夕べは…すまなかったな」

「ん。仕方ないよ。
あの人が響吾の家に泊った方が辛いし…」

「歌音?おい、泣いてんのか?
あの女に何か言われたか?
なぁ、歌音??」