陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜

思えば、玲子と離れてからしばらくたっている。きっとすごく心配しているだろう。



右も左もわかんない世界にいきなりきちゃって、帰る方法も、帰れる保証もなんにもなくて。



「…も、やだ。意味わかんないよ」



まるで何かから逃げるように、ポツリと呟くとそのまま走って部屋を出ていった。