「ぢゃ、俺行くわ。
 あ。今度の試合、見に 来てくれるやんな?」

「うん!もちろん!」

「ぢゃあ俺も頑張らない となっ」

「うん、頑張って」

「ぢゃ。」

そういって牧は行ってしまった。

てか今何時?!

彩と純遅すぎぢゃない?

「ふぅ〜」

なんだ、隠れてみてたんだ。笑

「おっはよー!てかなに なに?
 朝からいきなり牧と会 っちゃってる感じです か?笑」

そうにやけながら聞いてくる純。

私はナンパの事牧に助けられた事。
全てを話した。

「そうやったんかあ。
 ナンパ男の説は大変や ったけどよかったやん !」

ほんとそれ。嬉しすぎるもん!

「ぢゃいこっか☆」

その彩の一言で私達は心斎橋まで向かい始めた。

行き道の電車の中。

「せっかく今日遊ぶねん から昔の牧の話をして やろうかね。笑」

「やったー!聞きたい! 聞きたい!めっちゃ聞 きたいです!」

「牧は・・あ。雪菜の話 したっけ?」

「あ。かなみから聞きま した。」

「最初から言えばよかっ たよなあ。
 でも雪菜て二年の最初 に引っ越してんか。」

「だからそれ以降は恋の 噂はきかへんで、」