それにしても…

茜くんと一緒にいた人、誰なんだろう。




彼女?…ではないか。




彼女がいるなら、私なんかとわざわざ休日に出掛けてくれないよね。




でも綺麗な人だったなぁ。



スラッとしてて
胸も大きくて

濃いめのメイクがセクシーで


雰囲気が凄く大人の女性って感じだった。





茜くんと…お似合い。






「茜くんにとって私は常連さんかぁ…」



間違ってはない。



私は茜くんの彼女じゃないし、友達でもない。





でも…



「何で泣いてるんだろ、私…」




悲しかったよ。




片思いなんだって分かってたけど

茜くんが優しくしてくれるから



自惚れてたんだ。






バカみたい…。