女は反射的に、 自分が使える最大の防御魔法を展開した。 「我は世界最初の魔法使い ルベリア・アヴィール 護るべきものを護る為に 防御の陣を展開せよ。」 【兵器】の、 すべてを焼き尽くす炎が 目の前に迫ってきた。 「【朝凪の聖なる護り】」 女は、 その魔法の名を唱えた。