一番大きな竜に乗った奴が、 何か合図を送った。 一瞬テラスは身構えたが、 すぐに警戒を解いた。 正義の騎士団が撤退したからだ。 「一旦は、気を抜いていいかな?」 剣をおろして、 テラスが気を抜いたような顔で言った。 つられて、 玖澪羽の顔も緩んだ。 「はあ~。 緊張したぁ・・・。」 へなへなと玖澪羽はその場に座り込んだ。