騎士はキミに恋をする


「一緒じゃないです!」

不意に私は叫んでいた。

「アンジェリーナさんが
 風邪でも引いたら、
 私、死ぬほど暇になっちゃいます。」

ポカンとした顔で、
アンジェリーナは私の話を聞いていた。

「だから、隣で寝てください。
 さっきも言ったように、寒いですし。
 床って、堅くて寝心地悪いですし。」

最後のほうは何だか
しどろもどろになりながら言っていた。

そんな私を見て、
アンジェリーナさんは苦笑してから、
私の布団の中に入ってきた。

「では、お言葉に甘えさせて頂きます。」

「はい!」

そう言ってから、
私も布団に体をうずめた。

仄かな体温が私の体を包んで、
睡魔が襲う。

私はそれに逆らおうともせずに、
身を任せ、眠りについた。