廻り始めた運命の歯車は その速度を速めながら噛み合っていく 『私がおゆうぎ会に来てほしいなんて言ったから』 もう、二度と。 あの笑顔を見ることは叶わない。 私の罪の歯車は いつまで廻り続けるのだろう まるで罪滅ぼしの様に 『優美』の名を全うしようとする私は やはり『優しく』なんか無いのだろうか――……? 私は、『私』が分からない。