「おーい?生きてる?
ま、死ぬわけないよね!
元ヤンだし!」


「・・・誰が
元ヤンですって!?」


「あー生きてた!
良かった良かった!
やっぱり元ヤン」



「・・今度あったら
ガムテープで百周くらいその口巻くから覚悟しときなさいよ。」



「ひぃいい!!!
ごめんなさい」



「・・・で?健太先輩?」



「あ!そうそう!
部屋割りは男女別々にするから!
あと宿泊代とかは
翔のお母さんにペアチケット二枚くれたから
いらないからね!」


「え?本当にいいわけ?」



「うん!日にちはまた後日言うから!
じゃあね~!」



と電話切った



「楽しみだなぁ...」


とニヤニヤで
呟いた未夢だった