「楼!!!!
 やめて!!!」




無駄かもしれない
けど
必死に止めようとした。




「分かった。」



いつものように
優しく
微笑んだ。




秀さんは、
私を見ながら




「あんた
 すげーな!!」



そういった瞬間
楼が秀さんを
睨んだ。




「妃様は、
 すごいですね。」




秀さんは、
言い直した。



「何事
 ですか!!!」



家の中から
綺麗な人が
でって来た。




「お母様!!」



「叔母様!!!」