異世界 序章編

「楼????
 どうかしたの???」




「な・な・
 なんでもない!」




あわてたように
そんなこと言った。




変なの
言いたいことが
あるなら
言えばいいのに。




「さぁ
 麻莉奈たちは、
 もう寝ろ!」 




そう言って
秀さんに
部屋に入れられた。




「あの~
 秀さん!」





「なんだ。」




「私寝る前に
 お風呂に入りたい
 ですけど・・・・・。」



まさか!!!!
この国は、
お風呂が無いなんて
言うんじゃないよね。




「風呂は、
 11階だ!!」