そして次の日

また和也は

待っててくれた

私は嬉しかった

和也は私に手を差し出す

「何?」

「手つなご」

「…えっでも」

和也は強引に繋いできた

「知佳の手あったかい」

「和也の手冷たい」

「当たり前だろ、待ってたんだかさ」

私はまた嬉しくなる

「ありがと」

私は笑ってみた

「知佳の笑った顔以外と可愛い」

和也はそう言ってくれた

「…そんなことない」

私素直じゃない

下を向いた

「知佳」

前を向くと

和也がキスしてきた

でもなんか違う…

なんかうちの口に

当たってる?

それは和也の舌

和也は私の口を

舌でこじ開けて

入ってきた

「ん…」

突き放そうとしたけど

和也は私の手を掴んだ

そして唇が離れた

「…帰ろっか」

「…うん」

私は和也の顔を見れなかった

そして家の前

「ありがとう!」

ここで和也の顔みた

和也は笑ってた

「…いやいいよ、じゃな」

私は和也の手を掴んで

背伸びして

私は和也にキスした

初めて私からのキス