だが ムカつくが さっきもいった通り オレらの能力の相性 だけは間違いなく どんな能力のやつよりも上だ。 お前のこと仲間だと思ってねぇから 言いたくねぇが 力あわせれば あんなやつに負ける気がしねぇ」 それを聞いた もう一人の少年は 驚きと同時に笑みがこぼれた。 「君の口から そんなこと聞けるとは思わなかったよ。 じゃあ決まりだね」 少年はゆっくり立ち上がり、目を閉じ、両手を頭上にかざした。