『絢…』

「来ないでっ!!」

そう言葉をぶつけた瞬間、頬に何ともいえない衝撃が走った


「…ぅ゙」

あたしは頬を押さえながら呻く

…痛い…――――!!





『絢が悪いんだよ』



なんで?


『絢が……』


なんで、

…あたしなの?



視界が涙で遮られて、よく目の前が見えない…