「どっ、どうぞー」 その声を合図に、ガラッと扉が開き、そこには秋人が居た。 「え? え? 何その顔?」 「あぁっ! 違うのまたアレかと思って怖くて……ごめん」 それを聞いて秋人は しまった、という顔をしている。 「悪い! じゃあ次から勝手に開けるけどそれでもいい?」 「もちろん、それでお願いしたいです」 「了解っす! さーて、どれどれ~?」 秋人はガッツポーズを決めると、まっすぐ洗面所のほうに歩いていき、鏡を確認する。