キミが居た病院


「私は……っ、パパが大好きだよ!! でも!!」


 痛みをこらえながら叫ぶ。

「こんな事をするパパは大嫌い!! いつものパパが大好きだよ!!」


 ――ビュゥゥゥゥゥゥ!!


 突如、突風が吹き荒れる。

 目を開けていられないほどのすさまじい風だった。

 優香は自分の体が飛んでしまうのではないかと思ったが、足が張り付く様に床についている。