「あ、もうこんな時間なんだ」 優香の声に、秋人は振り返り笑顔を向ける。 「今日はもう嫌な思いしないと思うから安心しろよ!」 「うん……」 「あと、今度は頑張って意識飛ばさないようにした方がいい……っていうか、して?」 「努力する!」 ――とは言ったものの、凄く不安だった。 あの激痛に耐えながら意識を保つなんて、成功する確率はきっと物凄く低いだろう。