キミが居た病院


「あ、もうこんな時間なんだ」

 優香の声に、秋人は振り返り笑顔を向ける。

「今日はもう嫌な思いしないと思うから安心しろよ!」

「うん……」

「あと、今度は頑張って意識飛ばさないようにした方がいい……っていうか、して?」

「努力する!」

 ――とは言ったものの、凄く不安だった。

 あの激痛に耐えながら意識を保つなんて、成功する確率はきっと物凄く低いだろう。