キミが居た病院


 思いつくままにいっぺんに質問したせいか、秋人は困った顔をしている。

「順番に言うけど、失敗するのは助けてくれる人がいるから。次……うん、少しは力になってくれてる」

「最後は?」

「パス」

「う~ん、じゃあ助けてくれる人って誰? あと、秋人君はなんで私の夢の中に来れたの?」

 ちょうどその時、配膳係のおばちゃんが食器を片付けに来たので、一瞬だが静かになってしまった。

 その間に秋人は何個かクッキーを口に入れている。