「悪い悪い。でも可愛いのは本当だからさ!」 「いいよ、別に……」 「ごめんって。機嫌直して?」 秋人が身を乗り出し、俯く優香の顔を覗き込んできた。 綺麗な薄い茶色をした瞳に、少し長いまつげ。 化粧をしたらそこらへんの女の子よりも可愛くなるんじゃないか、などと考えて気を紛らわす。 そうでもしないと、見つめられているなんて考えたらのぼせてしまいそうだった。