キミが居た病院


「もう行ってしまうのか……今度はいつ話せるのかな。でも、パパはいつでも守るからね」

「うん!! こうして会えたんだし、また会えるよね!!」

 前回ほど、寂しくはなかった。

 二回も会えたのだから、また会えるだろうと強く思うことが出来る。

「パパ! こないだはありがとう」

目 を閉じればもう覚めてしまいそうなので、最後の力を振り絞ってお礼を言った。

「ん。こないだ―」

 その言葉に対して父親が何か言った様だったが、もう意識が限界なので続きを聞かずに目を閉じてしまった。