キミが居た病院


 ――ドンドンドンドン!!


「ひいっ!!」

 今しがたカーテンを閉めた窓から、突然大きな音が聞こえた。

 風の力でも雨の力でもなく、まるで人が窓を叩いてる時の音そのものだった。

 思わずしゃがみこみ、耳を押さえる。


 だが音が止む気配も無く、むしろ段々と強くなっている気がする。