「‥そーいえばさ〜
この辺に用事があったって言ってたけど、何の用事?」



舜に追いつき
私も自分の分に買った
カフェオレを飲みながら、

私は気になっていたことを
舜に聞いた。







「ああ〜バイトの面接だよ‥」


舜はカフェオレを
飲みながら言った。







「バイト!?
ダーリンもバイトすんの??」

「うん。駅前のスタンドで…
ずっといいのなくて探してたんだけど、そこは時給もいいし‥家からも近いし…」


「へぇ〜♪いいじゃん!!
駅前のスタンドっていったら、私のバイト先からも近いねッ☆バイト何時まで??」

「…確か5時から8時。」


「ホント!!?私と一緒↑↑
じゃあさ、お互いバイトの日は一緒に帰ろうよっ」







自分でも驚く発言だった。



あんなに嫌っていた
この男と…

一緒にいるのが
最近楽しくなってきている。


不思議だなぁ…

これが
“家族”なのでしょうか?

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