【完】王子様は年上男子!?―年上王子様と年下美少女☆―

私はベッドから起き上がると、ケータイのアドレス帳から谷口先輩の番号を選択して押した。




「もしもし、梨衣か?」

ふと聞こえた、愛しい人の声。




「……谷口、先輩っ」


なんでだろう。……なんだか、無性にドキドキする。




「どした?」


谷口先輩の優しい声に、私は思わず言葉を失った。




「……梨衣?」


名前を呼ばれて、我に返った。