泣き虫なキミ




「あかねー!一緒に帰ろ!」


放課後、マユミが私のところにやってきた。



「うん、いいよ」


「昨日さ、美味しそうなクレープ屋見つけたんだよねー」


「…行くの?」


「…当たり前じゃん?」



そう言ったマユミに

強制的にクレープ屋に連れていかれた。





「でもさー、今日の爽。ちょっと怖かったよね」


やっぱり皆同じことを思ってたんだ。


「あれは絶対、茜のこと好きだよ!」



マユミの言った言葉に

思わずクレープを落としそうになった。




「なっ…!?何、馬鹿なこと言ってんの!」


「えー、私馬鹿じゃないよー」




確かにマユミは馬鹿ではないけど…

って…、違う違う!


爽が私なんかを好きなはずないじゃん!



.