私はそっと2人から離れた


私がいたら邪魔だろうし



「あ、南待ってよ!」


公園を出ようとした私を美佳は引き止めた



「南!本当にごめん!またちゃんと話そうね!」


「はいはい!またね!」



『またね』


言えるようになってよかった


あのままギクシャクしてる状態なんて、耐えらんないもん



大スキな親友


元カレ



今改めて考えるとなんとも不思議な組み合わせのカップル



でも、私にとっては…



大事な大切な


ひとつの思い出