―ガラガラ アタシは何とか保健室に着く。 でもそこには保健の先生の姿は無かった… 「ふぅ…」 私は、黒崎クンを背負ったまま、保健室のベットに座る。 「いい加減、離してもらえないスか?」 黒崎クンの声が聞こえた。 「あ、ハイ。。」 アタシは急いで手を離して立ち上がる。 「あの…本当にすみません。 どこ怪我しましたか…?」 「足。」 「…じゃ、シップ、持ってきます。」 私は、保健の先生の机の近くにあるシップを貰いに行こうとした。 ―ドサ…