あたしは床に散らばっ画鋲を見ながら聞いた。


「なんでこんなことするの…?」


答えたのは意外な人物。


「未来、私たちのこと疑ってんの?」

「恵美ちゃん…?」


少しずつあたしにに近づいて来る。

1歩ずつ…ゆっくり…

「…これですんだと思わないで。」

「え…?」

「私の恨みはこんなもんじゃないんだから…」


そのときの恵美ちゃんの目は今でも覚えている…

怒りで満ちていた…

初めて人が怖いと思った。