この日から、あたしはペンとノートをどこでも持ち歩いて、思いつく言葉を片っ端から書き込んだ。
『光・涙・勇気…』
どんなのがいいんだろう?
せっかく作詞するんだ。希望や前向きになれるような歌詞がいい。
歌を聴いて元気が出るような、そんな歌詞にしたい。
曲は、あたしの歌詞ができてから雄大が作曲することになった。
あたしが作詞することが決まってから、雄大が「俺に曲をつくらせてください」ってヨッシーに頼んだんだ。
ヨッシーは「じゃあ、やってみろ」と快く承諾してくれて、雄大は「作曲は俺に任せておけ!」なんて、嬉しそうに笑ってた。