あの後私は、半強制的に『姫』と言う役職に着く事になった。 全ての生徒の憧れの対象というなんとも厳かな役職。 正直私にそんな役をする事はできない。 でも隠して置くはずの秘密もばれてしまった。 本当不覚だった。 入学早々人に弱みを握られるなんて……。 組織に知れたら大変。