こういうとき親父は決まってにやりと笑う。 「期待してるよ。 校則を変える位なんだからそれはいいものになるんだろうね」 「期待して良いよ。 俺はあんたが最高だといった、 あの姫を超える。 一之瀬 姫さんを」 姫制度が始まったのは、 ある美しい一人の少女がきっかけ。 俺はその少女がいた代の姫サロンを超えたい。 その代のメイク担当は親父だった・・・。