カチャ
ミーティングルームに呼ばれ、部屋に入ると部長がムッツリした顔でイスにふんぞり返っていた。
はぁ…。ダメだ。笑顔が出て来ない。
「おー、そこ座れや」
つっけんどんに言われ、更に気が滅入る。
「ハイ…」
「相原、お前仕事する気あんのか?何だこの資料…。先輩見習ってまともなもん一回ぐらいだせへんのか」
はぁ…。
だってあの先輩、10年選手ですよ?そんな人とぺーぺーの私を、同じ土俵で考える方がどうかしてるよ。
しかも先輩は丁寧に教えてくれないしー。私の度量じゃ限界あるよ。
「まぁ…取引先への電話の受け答えは意外と評判えぇけどな」
…え?そーなんだ。
「せやけど、お前は他がさっぱりや!給料泥棒言われるぞ?早よ辞めてまえって言われる前にやな…」
「私、辞めません」
ここで、頑張るんだ。いつもの笑顔を…ちょっと引きつったていいんだ。暗い顔してるよりかは、いいよね?
ミーティングルームに呼ばれ、部屋に入ると部長がムッツリした顔でイスにふんぞり返っていた。
はぁ…。ダメだ。笑顔が出て来ない。
「おー、そこ座れや」
つっけんどんに言われ、更に気が滅入る。
「ハイ…」
「相原、お前仕事する気あんのか?何だこの資料…。先輩見習ってまともなもん一回ぐらいだせへんのか」
はぁ…。
だってあの先輩、10年選手ですよ?そんな人とぺーぺーの私を、同じ土俵で考える方がどうかしてるよ。
しかも先輩は丁寧に教えてくれないしー。私の度量じゃ限界あるよ。
「まぁ…取引先への電話の受け答えは意外と評判えぇけどな」
…え?そーなんだ。
「せやけど、お前は他がさっぱりや!給料泥棒言われるぞ?早よ辞めてまえって言われる前にやな…」
「私、辞めません」
ここで、頑張るんだ。いつもの笑顔を…ちょっと引きつったていいんだ。暗い顔してるよりかは、いいよね?


