素敵な片思い

私もすぐに、車を降りた。


杉浦くん、いつの間にか少し離れた場所まで歩いて行ってて、私はその背中を追いかける。


「オレ売店行ってる」


杉浦くんはそう言うと、売店へ入って行ってしまった。


え。私も売店行きたい。


トイレ行くのに気遣ってくれたのかな。


私はまた、杉浦くんを追いかけた。


杉浦くんは自販機の前に立ち、お茶を買っていた。


――ガランゴロン


自販機の受け口に落ちたペットボトルを、わざわざしゃがんで取っている、杉浦くん。