素敵な片思い

「でもさ~、よく知りもしないオンナ抱いても虚しくなるだけなんだよな。

彼女がオレの愛に応えてくれてたんなら、浮気なんかしなかった……」


杉浦くんは、ボソッとつぶやいた。


「ふ~ん……。前は、『そのとき幸せになれんならいい』みたいなコト、言ってなかったっけ……」


「あぁ、ヤケクソでそんな風に思うときもあった……な。

元カノに裏切られたと思ったら、オレん所戻って来て、仲直りしたら、また裏切られてさ……その繰り返し」


あれ。


杉浦くん、なんか様子がヘン?


左腕を上げ、手の甲で眉間をグリグリ押してる。


「頭……痛いの?」


「……いや」