素敵な片思い

「じゃ、そーしてくれる? オレも気分わり~わ。ぐだぐだ、うだうだ、相原意外とうるせぇな」


「なっ……なんなの? その言い方ぁ」


「なんならオレが今つけてるやつ、つける?」


へっ?


杉浦くんはニッと笑うと、


後部座席に走って行って、小瓶を取ってきた。


用意周到……ここまでくると、ちょっとビビる。


でも、拒否するでもなく、その場に立ち尽くす私。