素敵な片思い

「杉浦くん、コドモみたいなコトやめてよ」


「あー、どうせ?2コも下ですからぁ?若くてすんませんねー」


カチン。


「もういい。コレ全部あげるよ」


コーヒーを杉浦くんの目の前に置き、立ち上がる。


「怒んなよー。あ、いらねーっつぅコトは、小玉さんの行為をムダにするってコトか?」


「どーでもいいです。もう。杉浦くん、サボってないで仕事しなよ。そういえば、仕事中もよくメール送ってくるし……」


「今日もまた、していー?」


さっきまでニヤけていた杉浦くん。今度はマジメな表情になっていた。


……なんなのよ、突然。