素敵な片思い

…え。


えーと。


「な、杉浦ぁ。お前も絶対買う派やろ」


小玉さんは、目の前の杉浦くんにも話を振ってる。


「は?オレは…どーかな」


杉浦くんの冷ややかな視線が、私を見る。


やだな~、小玉さん何言い出すんだろ。


「実際売り上げ良かったんちゃう?」


「まぁ…まぁですね」


「ほれ見てみぃ。自分でまぁまぁちゅーコトは、かなりってコトやで。相原さん笑顔可愛いもんな~。何や得した気分になるわ」


確かに…売り上げはいつも全店舗でもトップクラスだった。出来る営業マンは、そういう事も見抜く目があるのかな~。


しかも、笑顔可愛いとか…嬉しいな。


「何、照れてんの?」


杉浦くんが、小さい声で私に言ってくる。


うるさいなぁ~、もぉ。