素敵な片思い

「…んだよ、知るかよー。オレは毎日この店来るほどヒマじゃねぇの。残業に、デートに忙しいっつの。小玉さんみたく寂しく晩酌してねぇし」


杉浦くんはニヤニヤ笑うと、小玉さんに反撃してる。


寂しく晩酌?


やっぱり彼女はいないんだ。


何だか嬉しくなってくる。


まだ好きだとか、そういう感情はないけど…


対象になりそうなら、彼女はいないに限る。


横顔も素敵だな~…。


杉浦くんとヤイヤイやってる小玉さんを、隣から静かに見ていた。