素敵な片思い

今…しかないかな。


とっさにそう、思った。






私…


小玉さんが好き。









もし今告白したら…


うまくいきそうな気がしたんだ。







それとも…


突然こんな事言い出したら


…ヒクかな。






じっと小玉さんを見つめると、小玉さんは何かを察知したのか…


いきなり話題を変えた。









「お!もぅこんな時間やん。早よ帰らな…ホンマにあいつら勘違いしよるで。そろそろ誰かの酔いも覚めた頃やろし」


立ち上がろうとする小玉さんの腕に、思わず…しがみついた。


「小玉さん、私をここに誘ったのって…話があったんですよね?彼女と…何かあったんですか?」


私の言葉に、少し眉を寄せる小玉さん。


あ…。


私が踏み込んじゃいけない領域だったかな。






そうだよ、


部長と…明日接待だって。






ありさちゃんや杉浦くんは直属の部下だし、愚痴れなくて。


とりあえず誰かと喋って、気分を変えたいって時…。あるよね。


だから小玉さんは、私を公園に誘っただけなのかもしれない。