「うわー…残念です。相原さん、またどこかの店舗で働く事、ないんですか?」
「んー。…ナイ、かな。実は再就職も、もうしちゃったんですよね。普通の事務職に。仕事は慣れないけど、座ってられるのは腰に負担かからないから、楽で」
私の言葉に彼女は、そうですかぁー…と残念そうに肩を落とした。
「他のお店でばっかり買ってたから、売り上げに貢献できてなかったって…すごく反省してたんです。
もしまたどこかお店で働く時は、連絡下さい!次からは絶対、相原さんがいるお店に足運びます!」
「…ありがとうございます」
嬉しいなぁ。こんな事言ってくれるお客様がいるなんて。
辞めた事、後悔はしたくなかったけど…やっぱり続けていたかったな。
彼女みたいなお客様が、私が選んだコーディネートで喜んで帰っていく姿や、笑顔を見るのが好きだった。
「あのぉ…今日は、カレシと旅行ですか?」
「えっ!違いますよぉ?…どうして」
「そうなんですかぁ?じゃあ、この方は」
えっ?
彼女の視線の先。振り返ると、私の斜め後ろには
小玉さんが立っていて…私たちのやり取りを聞いていたみたいだった。
「んー。…ナイ、かな。実は再就職も、もうしちゃったんですよね。普通の事務職に。仕事は慣れないけど、座ってられるのは腰に負担かからないから、楽で」
私の言葉に彼女は、そうですかぁー…と残念そうに肩を落とした。
「他のお店でばっかり買ってたから、売り上げに貢献できてなかったって…すごく反省してたんです。
もしまたどこかお店で働く時は、連絡下さい!次からは絶対、相原さんがいるお店に足運びます!」
「…ありがとうございます」
嬉しいなぁ。こんな事言ってくれるお客様がいるなんて。
辞めた事、後悔はしたくなかったけど…やっぱり続けていたかったな。
彼女みたいなお客様が、私が選んだコーディネートで喜んで帰っていく姿や、笑顔を見るのが好きだった。
「あのぉ…今日は、カレシと旅行ですか?」
「えっ!違いますよぉ?…どうして」
「そうなんですかぁ?じゃあ、この方は」
えっ?
彼女の視線の先。振り返ると、私の斜め後ろには
小玉さんが立っていて…私たちのやり取りを聞いていたみたいだった。


