「……ッ!!?」 優一は勢いよく飛び起きた。 何だか分からないが 嫌な気分だった。 深いため息をつき、 辺りを見回したが まだ薄暗い…。 手元にある携帯を開くと、 まだ5時前だった。 二度寝を試みたが 眠れそうにないので 灯りをつけた。 お湯を沸かし、インスタントの コーヒーを飲む。 気が付くと背中が 汗まみれだったので シャワーを浴びた。 早起きしてしまったけど 何も変わらない 1日の始まりだ。