★‡said琴子‡★ 「ナニ見つめてんの??」 ドキンッ// 「べっべべっべつにッ。////」 「ふーん。あっそ。」 心の中を簡単に見透かされてしまい 思わず動揺してしまうあたしに フッと鼻で笑って 再び教科書に視線を落とす。 いつもあたしの居残りに付き合って 課題を手伝ってくれる彼は しょっちゅう授業をサボッてるくせに なぜかとても頭がいい。 そんな彼には あたしなんて、到底かなわない。