「ぷっぶははっ!あいかわらず琴子おもしれぇな。そんなかしこまらなくたって大丈夫だっつーの!」



あたしは恥ずかしくて照れて俯いていると

グッと剣が手を引いてくれた。



「いこーぜ。姫。」


「///////////.....。」



剣はいつだって
あたしをサイコーの女の子にしてくれる。



あたしがどんなに平凡で
フツーだって。



そんな風に胸をドキドキさせていると



突然あたしたちの目の前に


大きな車が停車した。



キキキーッ!